家族の出来事

リーネ師匠がデンマークからやってきた!

先日、私のデンマーク時代の陶芸の恩師リーネさんがはるばる甑島へ来てくださいました。もう17年前私がまだ20代の頃。デンマークのフリースクール(デンマークではフォルケホイスコーレ:国民学校の意)在学中にたいへんお世話になり、子どもたちは小さかったけど僕のような変わった日本人とも仲良くしてくれました。

左からリーネ、イダ、ラスムス。イダは僕が帰国してから生まれたので初対面でした。あと今回は来れなかったけど一番仲の良かったメス(男の子)がいます。

せっかくなので、宿泊は日本の古民家コテージ「凪の里」に。日本建築文化を体験・体感していただけたようです。非常に喜んでいましたよ。

生魚は大丈夫だと聞いていたので初日の晩御飯は「寿し膳かのこ」さんへ。デンマークでは巻貝等を食べる風習がないとのことで最初はおっかなびっくりって感じでしたが楽しまれていました。17年前の思い出話で盛り上がりました。うちのチビたちもだいぶ慣れて、日本以外にも国がある、違う言葉を使う人たちがいる事を理解できてよかった。

翌日は上甑島を観光。かたことの英語でなんとなくの説明。伝わったかな。

漂着物レクチャーにもチャレンジしてみました。意外と何気なく使っている言葉に専門用語が多いことに気が付かされ、伝える技術の更なる向上が必要なようです。ただ,実際のモノを見せながらなので理解はしていただけたみたい。

最終日は齊藤家(実家)で食事会。デンマークの歌を歌ってくれたり、たくさんのお土産をいただきまして感謝です。カンナ部長はレゴをもらって大はしゃぎでした。

翌朝、次の目的地、福岡にむけて島を離れられました。皆でお見送り。17年前の日々を思い出し懐かしく、感慨深くてちょっと涙が出そうでした。 こんなに離れていて、こんなに時間がたっていても、お互いに大切な時間として共有していたんだなと思うとまた涙が出そう。

ひとつ約束ができました。今度は家族でデンマークに行くこと。