和ろうそくを作りたいと思い立って、時間を作っては櫨の実を集め、準備を進めて搾油機も準備できたので早速試作してみることに。まずは櫨の実を蒸して温め絞りやすくします。20~30分くらい。今回用意した搾油機、連続作業ができるスクリュータイプ。本体部分を温めながらできるので蝋の抽出にむいているのでは?と購入しましたがねじ部の調整が難しく、かなりのパワーがいるので大変。シンプルに圧搾する機械より効率がいいという情報もありましたがちょっと不純物も混ざりやすいようです。1時間ほどかけてやっと少量の蝋がとれました。採れた蝋を型に流し込みます。型は半日ほど水を吸わしておいたものを使いました。冷えて固まったらこんな感じ。色が汚い。かなり不純物が入っているようです。しかしなが自然にあるものから蝋を抽出できたのは嬉しかった。写真右側の丸い蝋は業者さんから購入したものなので正解より今回のものはだいぶ濃い色をしている。抽出しただけの木蝋は「うぐいす蝋」とも呼ばれますが僕の蝋はムクドリくらいか?うぐいすに近づけるよう、玉絞りのようなやり方を検討して再チャレンジしなくては。とりあえず今回は惨敗でした。