島の自然

コッコー(さるなし)

ハゼの実集めに山を歩いていたら久しぶりにコッコーがぶら下がっているのに気が付きました。コッコーは上甑島里町の方言で本来の名前はサルナシ、マタタビの仲間でつる植物、概ね標高の高い(600mくらい~1400mくらい)の場所に分布するらしい。子供のころは山によく取りに行っていたのを思い出す。懐かしいので取ってみた。蔓科の植物なのでだいぶ高いところに実をつけている。子供のころは身軽に登って取っていたが、40過ぎると怪我のこともあり怖くて登れないから高枝バサミが役に立つ。ただ熟しているかわからないので若い実も取ってしまった。中身はほとんどキウィフルーツ。というのもキウィフルーツは中国原産のサルナシをニュージーランドで品種改良されたものらしい。味も少し酸味があるけどおいしい懐かしい味でした。